10月15日(土)に,串良平和記念公園慰霊塔前広場にて,旧海軍航空隊串良基地出撃戦没者追悼式が行われました。参加者は,特攻隊の生存者やご遺族,地元の関係者及び町内の児童生徒です。
追悼の言葉で,特攻隊生存者で陶芸の人間国宝である井上さんが当時の隊員やご自身の思いや気持ちについて話されたとき,二度と戦争をしてはいけないと再認識しました。参加した串良小6年の3名も同じ気持ちだったことと思います。
井上さんが話し終えるときに慰霊塔に向かって一陣の風が吹いたときは,亡くなられた隊員573名の強い思いを感じました。
井上さんは,現在佐賀県在住で 陶芸家として名を馳せ人間国宝になられました。生きてこそのことだと思います。井上さんの作品(壺)は,平和アリーナ入口に飾られています。この壺は,平和アリーナが開館したときに寄贈されたそうです。ぜひ,ご覧ください。
以前基地だったところが,今では公園やプール、体育館や野球場等に使われています。これこそ,平和の象徴です。今を生きる私たちには,この状態が未来永劫にわたり維持できるように尽力していく責務があります。
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